あるぞ女子のSG優出!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
【平高奈菜】
いよいよ25日から若松SG第48回ボートレースオールスターが開幕する。若松の注目エンジンとして、当欄でもたびたび“四天王”を紹介してきたが、その四天王の中でもトップ評価の15号機は平高奈菜、そして38号機は松本晶恵がゲット。出場する女子選手8人のうち、2人が四天王エンジンを手にする強運ぶりを発揮した。
15号機は「手にした選手が優勝する」とまで言われる強力パワー。軽量の女子選手と組むことで、そのパワーはさらに強大になると見られる。
女子選手のSG優出を振り返ると、過去に3回。まず最初は2001年第11回グラチャンでの1号艇・寺田千恵。2006年の第41回クラシックと2011年のオールスターで横西奏恵(引退)が記録している。
近年のオールスターでの女子選手はどうか。昨年のオールスターは、平高だけが予選突破に成功。準優は結果的に6着に敗れたが、1マークは果敢なレースで見せ場を作った。
19年の福岡大会では予選突破はゼロだったが、18年の尼崎大会では小野生奈が2号艇、松本が4号艇で準優に臨んだ。小野は道中で松井繁、新田雄史と激戦を演じたが、優出にはあと一歩及ばなかった。
小野は17年にも5号艇で準優進出(4着)、16年には遠藤エミが4号艇で準優進出(5着)しているが、優出には及ばなかった。
SGにおいて女子選手は、どれだけいいエンジンを引いても伏兵感が否めないが、今回、平高と松本が手にしたのは"お化け"とも称されるエンジン。アドバンテージは計り知れない。両者とも予選突破は1度ずつ。2度目の予選突破、そして10年ぶりとなる女子のSG優出、その期待値は限りなく高い。