SGドリーム戦の女子

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大山千広

今月の25日から若松で開催されるオールスター。今年も8人の女子が出場するが、ご存知のように初日のドリーム戦には大山千広(3号艇)と守屋美穂(5号艇)が出場する。

SGのドリーム戦に女子がふたり出走するのは19年オールスター(福岡)に続いて、史上2度目のこと。前回は大山千広が4号艇、小野生奈が6号艇で出場し、大山が4着、小野が5着に終わっているが、今回はどうなるだろうか。

そもそもSGのドリーム戦に女子が乗ること自体が珍しいわけで、今回のふたりも含めて、これまで延べ10人しか乗っておらず、人数にすると6人だけ。その6人とは寺田千恵(1回)、横西奏恵(2回)、平山智加(2回)、大山千広(3回)、小野生奈(1回)、守屋美穂(1回)。

では、SGドリームでの女子1着があるかといえば、過去2回ある。1度目は11年のオールスターで横西奏恵、2度目は16年ダービーの平山智加

11年オールスター(尼崎)でファン投票1位、すなわちドリーム戦1号艇となったのは山崎智也。つまりは夫婦揃ってのドリーム出走で、横西は4号艇。2人はこの前年に結婚したばかり、その直後に山崎が賞金王シリーズに優勝しており、大いに話題となった。

ドリームは、3号艇・濱野谷の攻めに乗って横西が見事なまくり差しを繰り出す。BSで横西と山崎が並走する展開となりレース場は大歓声、そして2Mで山崎がツケマイに出るも流れてしまい横西が先頭に、そのまま横西が1着、山崎は3着となった。

16年ダービー(福岡)の平山智加は、実はこのときが意外にもダービー初出場。そしてその後は産休などもあり、2度目のダービー出場は果たせていない。しかしこの初出場時は、なんと選考勝率トップでの選出。勝率では峰竜太田中信一郎が上回っていたが、2人がSG選出除外となっていたため平山がトップとなった。

ドリームは2号艇・石野貴之にスリット覗かれるもイン平山も伸び返し、さらに3号艇・笠原亮のまくりも届かず。BSもスルスル伸びた平山が、ドリーム1号艇のチャンスを見事に活かし、逃げ切った。