寺田祥、三度目の正直なるか

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寺田祥

津で開催中のGI69周年記念は16日、予選4日目が終了。17日は準優3番が行われる。1号艇のメンバーは12R・寺田祥、11R・丸野一樹、10R・深谷知博。ちなみに西山貴浩平本真之は深谷と同率ながら、上位着順の差で1枠を逃した。

注目は予選1位通過の寺田。寺田は何と福岡SGクラシック、宮島GIダイヤモンドカップに続いて、3連続での1位通過だ。記念レースで3節連続予選トップ通過は、好調だからといって簡単に成せるものではない。

ただ、クラシックもダイヤモンドカップも優勝どころか準優で3着敗退。いつもはクールな寺田も「もう準優1号艇はいいよ…。選手生命の危機かな」と苦笑いを浮かべるしかなかった。

だが寺田はそもそも、記念級の中でもイン戦の信頼度は高い方だった。今期のイン戦はクラシックの準優で負けるまで22戦16勝。その中には9連勝もあった。ところが宮島ではクラシック準優の"後遺症"なのか、準優を含めた4度のイン戦でわずか1勝。追い打ちをかけるように、津4日目のイン戦も、4号艇・山崎郡にまくられて2着。近況は5戦4敗と明らかに不本意な結果となっている。「寺田はインで飛ぶ~」。ファンにそんな印象を与えてしまったとしても仕方ない。