級別ボーダーの女子選手を狙え!

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中田夕貴

4月は半期に一度、全選手が対象となる級別の勝負駆けの時期。現時点での勝率ボーダーは、A1級が6.15、A2級が5.39で、ここ最近のなかでは、A1級ボーダーがやや低め。最終的には6.20前後となるだろう。

A1級ボーダー付近には女子選手の名前が多い。廣中智紗衣(6.30)、長嶋万記(6.30)、海野ゆかり(6.28)、大山千広(6.28)、金田幸子(6.23)、西村美智子(6.23)、岩崎芳美(6.19)、千葉真弥(6.18)、宇野弥生(6.14)、香川素子(6.11)、塩崎桐加(6.11)、高田ひかる(6.11)、堀之内紀代子(6.03)など。

レディースオールスターでケガをしてしまった長嶋、近況のリズムは決していいとは言えないものの、この位置につけているのはさすがのひと言。浜名湖~常滑の女子戦でしっかり結果を出したい。

A1級継続に黄色信号がともっていた大山は、地元の福岡で怒涛の5連勝。一気にA1ボーダー突破のところまで来た。出走回数的にも目途が立ちそうで、このままのペースでA1級をキープしたい。

初のA1級を目指すのが西村と千葉。昨年4月の宮島で涙の初優勝から1年、A2級はキープしていたが、ついに最上位に上り詰めるか西村に注目が集まる。そして破竹の勢いは千葉。勝率5点台もA2級昇格も未経験ながら、今期は抜群の成績で飛び級昇格が狙える位置。本人は「A1級なんて似合わないし、それを意識せず目の前の一走一走を一生懸命走るだけ」と謙遜する。しかしこのリズムの良さは見逃せない。期末の走りにも注目が集まる。