徳山1Rで6号艇が1着で9万舟

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松下哲也

28日に行われた徳山一般戦は朝から強風で荒れに荒れた。1Rから安定板使用に周回短縮。結果的には外の2艇がスリットで抜け出して、大外からまくり差した松下哲也が勝って9万舟の波乱となった。

徳山1Rで6号艇が1着を獲ることは、実はかなりレアなケースである。モーニング特賞で1号艇A級シード番組。1号艇の1着率は最近1年を見ると87%にもなる。

6号艇は過去1年で1着はなし。遡ると2018年9月22日以来の勝利だった。

もちろん、これほど荒れたのは強風の影響があったためだろう。その後も途中までは風はおさまらず、徳山としては珍しくイン苦戦の日となった。

徳山は全国的にみて、大村に次ぐインの強さを誇る場であることはご存じだろう。最近1年のイン勝率は65%と高い。しかし、風が吹くとその信頼度は落ち始める。風速3メートル以上になると62%、5メートル以上では57%と風が強くなるごとにイン勝率は落ちていく。

このような日は結果的にみてもインから勝負するのは危険となる。イン勝率は下がるのに、インからのオッズはあまり下がることはないからだ。

最もうまみが出るのはセンター枠からの攻め。この日の徳山も4号艇が4勝しており、その内万舟も3回出ている。簡単とは言えないが、高配当が出やすい状況ならば思い切って狙うのもありだろう。