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【峰竜太】
現在浜名湖で開催中のGI67周年。初日に峰竜太が6艇の集団Fの一員、そして非常識なFで即日帰郷となったことは、ヤフーニュースのトップページにも挙げられたほどの衝撃だった。何かと話題に事欠かない峰だが、今回は峰とフライングについてお伝えする。
非常識なF(+0.05以上)は今回が2本目(2013年11月以降)だが、峰にはフライングが多いというイメージを持っているファンも意外と多いだろう。だがフライングは今回で12回目。同期の95期生と比べると山田哲也は25本、岡村仁は28本と、圧倒的に少ない。同世代で見ても、岡崎恭裕が23本、新田雄史が23本、篠崎元志が18本と、峰の少なさがうかがえる。
ではなぜ峰にフライングのイメージが強いのか。それは1本1本の“インパクト”があるからだろう。前回Fの2018年8月大村SG、前々回Fの16年7月鳴門SGは、ともに準優1号艇でのもの。14年に切った2本のFはともに優勝戦、しかも1号艇だった(ちなみに1本目、2本目のFも優勝戦)。
峰は12本のFのうち、準優勝戦で2回と優勝戦で4回、そして1号艇で5回と“肝心”なところで切っていることになる。これが峰のフライングのイメージを色濃くしている原因だろう。
そして今回が6艇F、さらに非常識による即日帰郷。「スタート展示で9メートルくらいだった向かい風が、待機行動中にピタッと止んだんですよ…。どうにもならなかったです」とうなだれた峰。「オールスターがF休みにかからなかったのが救い。しっかりと集中して走ります」。
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