淺田千亜希、古豪復活なるか

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淺田千亜希

22日に行われた鳴門ヴィーナスシリーズ優勝戦は、1号艇・淺田千亜希がイン速攻で快勝。2016年11月の津オールレディース以来、実に4年3ヶ月ぶりとなる通算40回目の優勝を飾った。

淺田は鳴門のエース機・11号機を相棒に、予選を7戦3勝オール2連対でクリア。最後もコンマ11のトップSを決めるなど、シリーズを通して横綱相撲を披露した。

産休による長欠の影響もあり、ここ3年間はB級暮らしの淺田だが、かつてはA1級の常連だった。長年のボートファンならご存じだと思うが、GIは鳴門周年や女子王座など優出6回、SGもクラシック、オールスター、ダービーにそれぞれ2回ずつ出場している古豪だ。

だが今期(昨年11月~)は、産休前のようなすさまじい強さを発揮している。勝率6.59は、女子選手中で11位タイ。A2級どころか9期ぶりのA1級返り咲きへ好ペースだ。平均スタートもコンマ14で同4位タイ、1着率35.3%は、鎌倉涼に次いで2位。今節はエンジンにも恵まれたとはいえ、強い淺田が戻ってきている。