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【中田夕貴】
現在浜名湖で開催されている一般戦で、快進撃を見せているのが佐藤大介と中田夕貴だ。
佐藤は2日目にデビュー通算1500勝を達成し、同日終了時点で得点率トップと好調。佐藤が乗る19号機は昨年9月の中間整備後、エース機としてその名を轟かせている。最初は超伸び型、その後超出足型となり、近況は行き足特化型と、乗り手によって特徴が変化するのもいいエンジンの証拠といえる。
一方、今回取り上げたいのは中田の14号機。このエンジンの2連対率は23.4%(前検時点)しかなく、今節の中ではワースト4位。にもかかわらず今節の前検タイムは6.67でトップを計時した。
浜名湖と言えば、19号機のように中間整備で気配が一変するケースがあるが、この14号機は前走の加藤綾(1月29日~2月3日 男女W優勝戦)が、3日目後半戦に「ピストン2個」「ピストンリング4本」「シリンダ」のセット交換を実施。さらに翌日「キャリアボデー」を交換し、一気に展示タイムが跳ね上がった。それまで6着を並べていたのが、そのレース以降、22124着でシリーズを終えた。
当サイトのエンジンパワーランキングにおいても4日目までは中堅~下位級の評価だったが、最終日には上位級に急上昇したほど。
そして今回の中田は、初日の1R5号艇・5コースからまくり差しで突き抜け快勝。その時の展示タイムは、2位に対し0.15秒、1艇身の差をつけるぶっちぎりのタイムを計時した。
初日の後半は5着に敗れたが、これは2コースからまくろうとして、内に弾かれてしまったため。オール女子の一戦ではあったが、このレースでも展示タイムはトップだった。
2日目は1号艇の1回走りで、インから逃げを打つも、3号艇の服部達哉にまくり差された。しかし道中では、まるで別の乗り物かのごとく、パワーの違いを見せつけ中田が逆転した。
現時点では14号機と19号機がパワー双璧であることは明らかだが、注目は次節以降の14号機。なぜなら、超抜に仕上がった2節とも体重が47~48kg台の女子選手が乗ったから。これが52kg以上の男子選手が乗った時にどうなるか。気配が変化するのか、持続するのか、非常に興味深い。
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