レディースオールスターは地元有利?

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中川りな

地区選は東海、近畿、九州と半分の3つが終わり、残すは中国、関東、四国の3つ。それが終わると、23日からはファン投票で選ばれたなでしこレーサーの祭典・GⅡレディースオールスターが芦屋で始まる。

今年で5回目を迎えるが、過去4大会は、いずれも地元選手の強さが際立った。第1回大会(宮島)は、海野ゆかりが準優勝。ベテラン・角ひとみも優出こそ逃したが、準優3着と大健闘した。

第2回(びわこ)では遠藤エミが予選トップ通過(準優でFに散ったが…)。水口由紀もオール3連対と好走した。そして第3回(児島)は寺田千恵-田口節子、第4回(鳴門)は岩崎芳美-喜多須杏奈と、地元選手がワンツーフィニッシュ。地元選手のタイトル奪取に大会は大いに盛り上がった。

では今年はどうか。地元福岡からはファン投票1位の大山千広をはじめ、小野生奈深川麻奈美竹井奈美中川りな川野芽唯藤崎小百合の7人が出場する。3年連続1位で出場する大山は第1回大会からの皆勤出場だが、意外にも優出さえなし。それだけに「1位で選んでくれたファンのためにも、結果を出したい」といつも以上に気合が入る。

小野は昨年の鳴門大会で優勝戦1号艇も、地元岩崎の"気迫"に屈して5着大敗。リベンジを期すが「1走1走集中して走りたい」と、平常心を強調した。

ダークホースとなるのは中川だ。今年はすでに2優出。今期(昨年11月~)は勝率6.06と、A1初昇級も目前と絶好調。プライベートでも昨年結婚し、まさに公私ともに充実する。レディースオールスターでデビュー初V……。そんな大仕事をやってのける可能性も十分だ。