宮島優勝戦で波乱続く
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
宮島の優勝戦で波乱が続いている。直近半年で16戦してインは9勝。シリーズをリードしてきた選手がどっかり座る優勝戦の1号艇だけに信頼度は高くて当然だが、宮島では敗れるシーンが目立つ。
インが敗れる時のパターンはいくつかある。
○前付けがある時
優勝戦に限らず波乱が起きる代表的なパターンだが、この半年の中では、10月21日、1月31日がそれに該当する。
10月21日は上瀧和則が6号艇で前付けし、インまで取り切った。それをシリーズリーダーの荒井輝年が2コースから差し切って優勝。ある意味盤石な戦いぶりとも言えた。
そして前節(1月31日)は、5号艇の西島義則が前付けで2コースを確保。絶好のカドに持ち出した前田健太郎が4コースまくりでデビュー初優勝を決めた。
前田は節間チルト0度で通し、伸び寄りの調整で優勝戦へコマを進めた。前付けがあったことで、カドが手に入り、伸びが生きる状況になり、一気のレースで悲願を達成した。
○超抜機が火を噴く
現使用機では圧巻のパワーを誇る14号機。この機を駆り、デビュー初優勝したのが12月13日の金田大輔。
節間通して強烈なパワーを誇り、予選4勝のうち3勝がまくり。優勝戦では3カドに引いてひとまくり。優出すれば常に一発を期待したくなるエンジンだ。
○スタート巧者に要注意
それほどエンジンが出ていなくても、スタート力が高い選手は宮島で活躍する傾向にある。10月3日の中岡正彦、10月11日の一宮稔弘は、スリット一気のまくりで優勝をかっさらった。
上記のどのパターンにも当てはまらなければだいたい逃げる。あなたは本命勝負? それとも波乱一発にかける?