吉村正明、6年ぶりクラシックへ好調キープ

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吉村正明

27日に行われた芦屋の「マンスリーBOATRACE杯 芦屋巧者決定戦」優勝戦は、シリーズリーダーの吉村正明がイン速攻で快勝。今年初Vを飾った。

吉村は今、絶好調の選手、狙える選手として名前が挙がるひとりだ。2019年の優勝はわずか1回しかなかったが、昨年は自己最多の年間7回。年間勝率も7点台に乗せた。

好調の大きな要因はスタート力と、奇数枠番にある。スタートはもともと早く、昨年もコンマ14と高いレベルで安定していたが、注目すべきはスタート順位。平均2.84位は直近5年の中でも最速。特にインコース時は2.25位と圧巻の数字を残している。

そのスタート力も手伝い、イン1着率は90.5%。90%超えは、SG級でもなかなかお目にかかれないほどの信頼度だ。回収率も109.7%と優秀だ。

そのインコースを回収率で上回るのが3コースだ。1着率も25%と高いが、回収率はなんと407.1%。5コースの1着率も、イン・3コースに次ぐ21.9%。回収率も105.6%と、3つの枠番で100%超え。精度の高いスタートから自力で攻めることができる奇数枠番で、結果を残している。