丸野一樹、覚醒!?

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丸野一樹

丸野一樹の勢いが止まらない。今年一発目のGIである尼崎の「尼崎センプルカップ」を堂々優勝し、現在開催中の唐津「全日本王者決定戦」でも、予選3日目が終了した時点での得点率はトップ。予選最終日は12Rの1号艇1回走り。順当であれば優勝へ最も近い存在と言える。

 

11月からの新期成績は、71走して29勝、2着21本、3着9本。1着率は40.8%、2連対率は70.4%、3連対率は83.1%。勝率は8.46で全選手3位(1位は毒島誠の8.72、2位は深川真二の8.54)。

 

これを今年に限定すると、勝率は9.60!!(2位)、賞金は1368万円でトップ。過去10年で1月にGIを2勝したことがあるのは2012年の今垣光太郎だけ(唐津周年~宮島周年)。その年、今垣はグランプリ(ベスト12時代)に進んでいるので、今回丸野が唐津で優勝すれば、グランプリへ向けて一気に視界が開けるはずだ。

 

丸野の好調を支えているのが、トレーニング。本誌マクール20年4月号の巻頭インタビューでこんな話をしている。「3~4日休みがあれば、毎日トレーニングに行くようになったんですよね。まだトライアンドエラーを繰り返している段階ですけど、明らかにターンにキレが出てきたのかな、と。それに以前は腰や首が痛くなりやすかったんですが、それが少なくなったきたのもトレーニングの効果だと思います」。