江戸川周年は「新春金盃」の活躍機を買え

ボートレースで使用するボートは全長、全幅、重量によって規格が定まっています。出走表に「C級ハイドロ」とあるのは、カウリングを装着せずに重量が65㎏以上、70㎏未満、最大幅が122㎝のボートです。全国統一ではなく、江戸川だけが70㎏を超えるD級ボートを使用しています。波浪対策で全長が長く、艇底の材質も厚めです。プロペラが空転しないためのキャビテーションプレートの幅も広めです。

規格が違うボートを使うと、他のレース場とは違うプロペラの形が求められます。1年に1回しか出場しないような選手は、江戸川仕様のプロペラゲージを持っているかどうか。東京支部の選手に聞いてプロペラ調整をするのが実情です。

江戸川は周年記念の前に「新春金盃」を開催しました。新人を除けば東京支部の選手ばかりでした。江戸川で走り慣れている選手です。そのときに江戸川仕様のプロペラに叩いているので、新春金盃で活躍したモーターが周年記念で好成績を残すでしょう。ただし、江戸川が苦手という選手に当たると、結果残せないかもしれません。

新春金盃で活躍していたモーターは、27、51、71号機です。前沢丈史が71号機で優勝しました。