耳の良さが好判断を呼ぶ
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ボート選手が使っているヘルメットはアライが製造販売しています。公安委員会の許可をもらっていないので公道で走ることはできません。オートバイのフルフェイスと違うのは、耳穴が空いていいるところです。なぜ、耳穴が空いているかといえば、モーター調整の時にモーター音を聞くためです。
グランプリで優勝した峰は、ターン時に聞こえてくる相手のモーター音で、相手の位置を確認していました。間近に音が近づいてきた瞬間をとらえて、相手に合わせるようにターンをしていました。
1コースから攻める選手は、1マークの直前には視線がターンマークに向いています。外からの選手を見ることができません。五感を澄まして相手の動きを察知するしかありません。ターンの上手い選手は、耳の良い選手ということです。その内、記者の取材で「今節は音がよく聞こえますか」といったコメントが出てくるかもしれません。