峰竜太の舟券の買い方

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峰竜太

昨年、134勝を挙げ、誰よりも勝った峰竜太。峰が出るレースの舟券売上は他のレースを圧倒し、売上面においての貢献度もナンバーワンだった。

しかし、ここではっきり申し上げると、峰の舟券は儲からない。277戦して134勝、1着率48.4%とという破格の数字を叩き出しても、峰頭の舟券が売れすぎているので、配当は安い。そのため、昨年1年間の回収率は62.4%しかなかった。

それでも峰の舟券が買いたいというあなたへ、峰のレースパターンを伝授しよう。

コース別1着率は以下の通り。

1コース 86.9%

2コース 45.8%

3コース 34.0%

4コース 27.7%

5コース 20.0%

6コース 18.2%

インは圧巻の成績。ほとんど負けないという状況。そして峰と言えば、2コースの差しの鋭さを挙げる人が多いように、データの上でもほぼ2回に1度は勝っている。

3コースも申し分ないが、案外なのはカドになる4コースでの成績ではないだろうか。およそ3~4回に1度しか勝っていない。実は1着よりも2着の方が多いのが4コースで、差したりまくり差し狙いで、逃げる選手を捕らえきれなかったというレースが多いようだ。

コース別の決まり手パターンを見てみよう。

●2コース

差し86.4%/抜き13.6%

十中八九差しである。意表のツケマイはなく(決まらず)、ターンマークの際を鋭く差して抜け出す。基本的には2-1決着となる。

●3コース

まくり12.5%/まくり差し68.8%/差し12.5%/抜き6.3%

峰が他の選手と決定的に違う点は3コースの戦い方ではないだろうか。3コースのセオリーはまくりだが、峰の場合はまくり差しがほとんど。レース前のコメントでも「3コースからまくり差します!」と言うことがあるように、自信を持っているのだろう。舟券的には3-1勝負か。

●4コース

まくり46.2%/まくり差し15.4%/差し30.8%/抜き7.7%

最も力強いレースが見られるのは4カドの時だ。いつも展示タイムを出すが、高速スリットからしっかり伸びて行き、まくりで圧倒する。まくり差しは意外と決まらず、内を突いて差し抜ける方がまだ多い。まくりきれば4-5、差しに構えると4-1という感じか。

●5コース

まくり差し75.0%/抜き25.0%

5コースのセオリーはまくり差し。それは峰も変わらない。そのまま上を行くということは少ないので、基本的には5-1の舟券に絞れる。

●6コース

まくり差し50.0%/恵まれ50.0%

大外から進入することはあまり多くない。年間でも11回しかなく、そこでまくり差しと恵まれで1勝ずつ。他の選手に比べると成績は悪くないが、大外でも峰の舟券は売れるので、むしろ切った方が配当妙味はあるだろう。