2021年の滋賀支部を引っ張るふたり

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吉川昭男

グランプリ&シリーズに出場した選手に20年を振り返ってもらう企画、最後は元気な滋賀支部を引っ張るこの2人、吉川昭男丸野一樹の師弟コンビだ。

吉川昭男

20年は3月クラシックで、実に10年ぶり4度目のSG出場を果たした。「昨年まで3回しか出たことがなかったSGに、今年だけで4回も出られた上に、優出もできた。腐らずやってきて良かったし、それが実ったのかな」。

1月に48歳を迎える70期生。「体はもうガタがきている。だけどグランプリでは年齢の近い松井繁選手、シリーズ戦では深川真二選手、前本泰和選手が優出した。自分もまだまだ頑張りたいね」と、同年代のライバルの姿が、やる気を掻き立てる。

たくましく育った弟子の存在も、自分に鞭を入れる大きな要因。「丸野(一樹)もすっかりSGを走るようになって、いろいろな面で追い抜かれている。だけどまだまだ偉そうにしていたいからね(笑)。いまさら劇的に強くなれはしないけど、来年も頑張りたい」。同世代、そして弟子に負けじと、吉川は奮闘する。