全国各地で伸び型が急増！？

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【小坂宗司】

22日のびわこ12R優勝戦で、小坂宗司がカド4コースから豪快にまくりを決めて1着。デビュー10年目、通算25回目の優出で初優勝を飾った。

優勝以上に注目されたのが小坂のチルトだった。準優までの8走は全てマイナスだったが、優勝戦だけ1度にハネた。その伸び型が見事にハマった格好だ。

チルトをハネれば誰でも伸びるというわけではない。ペラのゲージが主流ではなく、出足や伸びがなくなるというマイナス要素も多い。だが最近は、チルトをハネて明らかに伸び型にする選手が目立つ。そこで今回、この現状を近年の伸び型第一人者・菅章哉に解説してもらった。

菅は「確かに伸び型にする選手、特に若手で真似する子が増えました。これはペラが出回っているからでしょう」と分析する。「最近、伸び型で名前が挙がるのは下出(卓矢)さんと湯川(浩司)さん。同じ伸び型でもこの2人はペラの根本の形は違うんです。僕は下出さんに、三井所(尊春)さんをMIXしたような形。いろんな形が出回っています」。

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