平和島巧者は誰!?

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白井英治

今年の総決算、SGグランプリ/グランプリシリーズが、いよいよ15日に平和島で開幕する。平和島での開催は6年ぶり。イン受難で知られる当地だけに、戦前から波乱含みの様相、一筋縄ではいかない雰囲気が漂っている。

特に地元東京支部からの参戦がゼロ。つまり18人全てが遠征陣だ。では平和島を得意とする選手は誰か。

通算勝率のトップ5は

1位 白井英治 8.44

2位 瓜生正義 8.04

3位 篠崎仁志 7.78

4位 吉川元浩 7.77

5位 峰竜太 7.63

白井は前回の当地グランプリ、17年のダービーでも優出3着。GI初制覇も平和島で飾っており、通算14優出で優勝5回。勝率だけでなく、3連対率も約80%と、舟券の対象外となることはほぼない。

瓜生は先日の66周年の覇者。SGは13年のダービーを制しており、通算14優出で優勝4回。

篠崎は平和島出場が極端に少なく、通算37走は出場選手中で最少。それでも10月の66周年では優出を果たし、当地3連対率も白井に次ぐ78%。苦手意識はない。

吉川は今年3月の当地クラシック覇者。昨年のBBTトーナメントでも優出と実績は文句なし。当地のエンジン出しに定評がある。

問題は峰。平和島参戦は17年のダービー以来。この時は優出4着と結果を残したが、3年ぶりの出場が一発要素の強いグランプリ。実績は十分の反面、不安要素が高いのも事実だ。

ちなみに平和島のSGで優勝歴があるのは瓜生と吉川に、井口佳典平本真之茅原悠紀を加えた5人。一般戦を含めて優勝がないのは、菊地孝平寺田祥深谷知博、篠崎、西山貴浩の5人となっている。