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【深谷知博】
12月号の本誌マクールでは、興津藍、深谷知博、深川麻奈美にインタビューした。興津と深谷には記念やSGに対する価値観を聞いたのだが、深谷は大村ダービーを優勝する前に収録したもの。ほんの2ヶ月前と状況が一変したことがよくわかる。
○興津藍
「結果よりうまくなりたい」
記念の舞台でずっと走っておかんと慣れないんですよねぇ。スピードも違うし、走り方も変わってくる。求める仕上げ方も変わるので、ちょこっと斡旋が入るくらいで結果を残すのは難しいです。昔、いくら走ったとしても、最前線で年々進化しているものなので、一般戦でどれだけやっても通用しない。
記念で結果を残したいという気持ちももちろんありますけど、それ以上にあそこで実際走って、見て、もっと強くなりたいという気持ちの方が強いです。
向上心は若い頃よりも上がっています。年齢によるあせりなのかもしれませんけどね。残された時間が少ないというのはわかっているので、タイトルを獲るということ以上に上手になりたいです。若い頃とそこは変わったかもしれませんね。昔は結果が先だったけど、今は上手になれば結果もついてくるだろうと。
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