11月号インタビューダイジェスト

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枝尾賢

本誌マクール11月号では、ダービー注目の3選手、枝尾賢赤坂俊輔久田敏之によるトリプル巻頭インタビューを実施した。ここではその3選手の話を紹介しよう。

○「メンタルに変化」枝尾賢

仕事に対する取組み自体はなにも変わっていないんですけど、メンタルにすごく変化があったのは自分でもよくわかります。ひとつのレースに対する思いが強くなったというか…。

江戸川周年優勝以降、一般戦ではドリーム1号艇に選んでいただく機会も増えたので、お客さんが買ってくださる機会が増えたことを意識するようになりました。となると、やっぱり舟券からは外れらないと。

自分で思っている以上に記念で優勝したことの影響は大きかったと思います。自分が変わったというより周りに見てもらう回数が増えたんでしょうね。それで余計に気が引き締まるという感じです。

○「同期は刺激になる」赤坂俊輔

同期の石野貴之が賞金王を獲ったというのは、自分とは違う世界の出来事だなという感じがありました。自分は全然SGに行けていなかったし、ただすげえな、と。

やっぱり同期の成績は見ていますし、一緒に切磋琢磨してきた仲間ではあるんで、ライバル意識はあります。SGに行ったり獲ったりする同期は刺激をもらえる存在です。

いまは上のグレードでのブランクがあるので、自分もタイトルを、というよりはまた慣らしていきたいな、と。ついていけるのか、感触をつかんでいきたいです。

○「今後はインパクト」久田敏之

選手として経験していないことも多いので、辞めるまでにはそういう経験をしてみたいです。具体的に言えばGI優勝やSG優勝…、そしてその先にあるグランプリ出場。こういうことの可能性がゼロじゃないなって思えています。

自分が獲りたいということ以上に、獲って喜んでくれる人がいるなら、その人のためにも獲りたい、そんなふうに思っています。

勝率8点?惜しかったときもあって、その時は実は意識していました。実際に取っている人を見ると、やっぱりすごいなと思います。自分が8点近い勝率を取った時もそうでしたが、舟券に絡む回数は当然多くなりますよね。こいつを買っておけば3着以内には来てくれるような存在になれたら選手としては嬉しいです。僕の場合、安定感という意味ではそれなりに定着してきたと思うんですけど、インパクトですよね。そこがまだ自分には欠けていると思うので、それをつけることを課題に取り組んでいきたいです。