畑田汰一が地元で下克上
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【畑田汰一】
昨日(9日)の当欄でも触れた畑田汰一の優勝をもう少し詳しくみていこう。この節は戸田の名物レースとなった「本命バトル祭」。3日間の予選では全レースにおいてA1級一人に対し、B1級が5人という組み合わせ。A1級は重野哲之、山崎義明、飯山泰、北村征嗣、茶谷信次、石渡鉄兵がエントリー。
予選は3日すべてA1級が4勝ずつしかできず、期待に応えきれなかった感は否めない。しかし、勝てずとも舟券には貢献していたので、予選の成績としてはまとまり、優出メンバーは以下の通りとなった。
A1級が内枠を占め、B級の木下と畑田がベスト6入り。といっても木下のB2級は仮の姿。F2による出走回数不足でこの級別になっているが、過去にはA1級経験もあり、昨年12月には芦屋で優勝している。そして畑田は当地フレッシュルーキーで、3節に2度のペースで戸田を走っている。
優勝戦、ピット離れで畑田が木下をかわして、進入は123/465の3対3。スタートは石渡がカドから鋭発し、スリット後一気に内を絞っていく。それにインの重野が猛反発。展開を割ったのが石渡の隣につけていた畑田で、緑のカポックが一気に突き抜けた。そこへさらに木下が順走し、本命バトル史上初めてB級の下克上を決めただけでなく、B級のワンツーで決着した。
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