江戸川女子戦は固い準優、荒れる優勝戦!

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開催中の「江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯」は、3日目3Rで53万5520円という特大万舟が出て話題になった。しかし、このレースは1号艇の中澤宏奈が先マイで大きく振り込み、後続艇がみな行き場を失い、1マークは大混乱となった中で外2艇が抜け出したもの。いわば事故レースに近かった。

実際には、4日目を終了した時点で前述のレース以外で5号艇と6号艇の1着は出ていない。荒れそうなイメージが強い江戸川の女子戦ではあるものの、内寄りの決着が多い。風や波高や潮回りによって当地はレース傾向が変化しがちではあるが、今節は気象条件に関わらず、枠の利が大きいように見える。

これを逆利用するならば、格下であっても機力がそこそこあれば内枠では舟券に絡める。むしろ、危険なのは外枠の格上選手。

9日は準優を迎えるが、よっぽど水面が荒れない限りはやはり内枠が有利と思われる。過去5年の江戸川女子戦のデータを見ると準優はインが72.2%と強く、2コース1着率も22.2%とほぼ内の2艇が勝つ。4~6号艇の1着は一度もない。

しかし、優勝戦になると一転して荒れムード。1号艇のV確率は43%と低く、どこからでも優勝が出ても不思議ではないレースとなっている。万舟率も50%と荒れるのだ。まくり差しはほとんどない女子戦。2コースならば差し切り、センターならまくり。展開をイメージして買うならば、まくり差しはあまり考えなくていいだろう。