GIは2日目が荒れる!?
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現在開催中の常滑GI「開設67周年記念競走トコタンキング決定戦」は3日、2日目を迎える。GIではこの2日目が最も波乱が起きやすいというデータがある。要因がいくつかあるが、最も影響しているのはインの「弱さ」にある。
2020年のデータ集計において、日別のイン勝率を見ると2日目は55.9%で一番低いことが分かる。全平均の62.7%と比べると約5%低い。5日目が最も高いのは準優日だからと推測される。
●GIの日別イン勝率
日別 イン勝率
初日 59.8%
2日目 55.9%
3日目 58.8%
4日目 63.3%
5日目 70.7%
最終日 68.0%
平均 62.7%
平均配当も2日目が一番高く、波乱含みなのは2日目であることが分かっている。4日目以降は本命サイドの決着が多くなることも覚えておこう。
●GIの日別平均配当
日別 平均配当
初日 8,913円
2日目 8,925円
3日目 8,373円
4日目 6,900円
5日目 6,555円
最終日 7,127円
平均 7,801円
2日目のインが弱い理由は番組作りにもある。初日の番組は大体出場メンバーの主力級が後半に組まれやすい。しかし、2日目以降は節間成績を考慮した番組作りになる。
しかし、2日目に限っては初日に枠の利などで上位着を取った選手が後半戦の1号艇に組まれるケースは少なからずある。
エンジン相場がまだ定まらない状態で後半戦のインに組まれると危険がある。実際、2日目の10R~12Rのイン勝率は60.9%しかない。全平均の10R~12Rは69.5%もあるが、2日目だけは抜けて低いのだ。いずれにしても2日目は1Rから1日通してインコースに過信は禁物ということになる。