桐生の赤城おろしで差し台頭

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桐生GI『開設64周年記念赤城雷神杯』の2日目は強い追い風に見舞われ、1Rから安定板使用となった。この日は全国的に強風だったが、桐生は冬場から春先までにかけて強い追い風になることが少なくない。いわゆる桐生名物の「赤城おろし」だが、赤城山から吹き降ろす強い風がレースにも大きな影響を与える。

 

年間データを取ると桐生のイン勝率は52.5%。全国的に平均レベルといったところ。そこに追い風という条件を加えるとイン勝率は54.0%に上がる。要は追い風だと少し逃げやすくなるのだ。

しかし、それも弱い追い風の話で風速4メートル以下まで。風速が5メートル以上吹くような状況になると一変してくる。

 

追い風5メートル以上になるとイン勝率は45.5%まで下がる。2コースから4コースまでの1着率はほとんど差がなくなりみな16%程度。決まり手は圧倒的に差しが増える。展開的に言うとターン後に風に煽られるインコースは流れがちになり、その懐を2~4コースのいずれかが差し込んでくるのがパターン。その差し込んでくる艇を探すのが予想のポイントになる。