松田大志郎、打倒・峰の急先鋒

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

松田大志郎

16日の丸亀GI周年最終日、12R優勝戦は、峰竜太がイン逃げで圧勝。今年13回目の優勝を飾った。その中にはSG1勝、GI3勝、GⅡ1勝が含まれ、グレードを問わず荒稼ぎ。「今年はタイトル(MVP、最多賞金、最多勝、最高勝率、記者大賞)を総ナメしたい」との宣言通り、勝率、1着数、獲得賞金でトップをひた走る。

ここまで順風満帆、もはや峰の前では為す術なしという状況だが、ここにきて暗雲が立ち込めている部門がある。最多勝争いだ。

119勝の峰を追い掛けるのは、16勝差の103勝で2位の松田大志郎。16勝差があれば一見、セーフティーリードにも思えるが、6月時点で最大34勝差があったことを考えると、急接近を許している。実際、松田は直前の福岡で、優勝こそ逃したものの節間9勝の猛チャージ。今年4Vの松田は、来年3月の福岡SGクラシックの勝負駆け真っ最中ということも、大きく影響しているだろう。

一般戦が主戦場の松田と、記念レースがメインの峰では、出走回数が大きく変わってくる。2人の今後のあっせん状況は

松田大志郎

10月21~26日 児島一般戦

11月2~7日 徳山一般戦

11月12~17日 平和島一般戦

11月21~25日 若松一般戦

峰竜太

10月20~25日 大村SG

11月3~8日 常滑GI

11月15~20日 津GI

11月24~29日 蒲郡SG ※ダービー後に発表

となっている。一般戦の6日間開催は大体10~12走、GI・SGでは8~9走がほとんど。上記のあっせんだと10走ほどの差が生まれる。おまけに峰は今後、若松のBBCトーナメント、そして平和島グランプリという出走回数・ルールが特殊なレースを走ることになる。出走回数を稼ぐ松田には、逆転の目は十分だ。