毒島誠が5年ぶりのFも

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毒島誠

7日、平和島で行われているGIトーキョー・ベイ・カップの3日目9Rで毒島誠がフライングを切った。毒島のフライングは2015年10月31日(びわこ周年)以来約5年ぶり。かなり久しぶりの勇み足となったわけだが、このフライングによって気になってくるのがSG連続出場の記録。

毒島は2013年の若松オーシャンカップ以降、全てのSGに出場していて、現在自身が持つ記録である58大会連続出場中。驚異的な記録であり、これはひとえに5年間もフライングをしなかったことが大きい。今回のフライングでSG連続出場が途切れる可能性はあるが、ある意味で良いタイミングだった可能性もある。

まず、10月1日に発表された第2回ボートレースバトルチャンピオントーナメント(若松)の出場が決まっていたこと。同大会は12月6日まで開催されるので、毒島のF休みは12月7日からの30日間となる。つまり、この斡旋が入っていたことでチャレンジカップは出場可能。SG連続出場ストップは回避した。

グランプリもチャレンジカップ終了時点で賞金18位以内に入っていれば、たとえF休み期間であっても特例で出場可能となる。気になるのは賞金順位だが、現時点で12位につけており安全圏にいる。

今後の斡旋は平和島のあとに大村ダービー、桐生周年、福岡周年、若松のBBCとなっており、賞金の上積みも可能なため18位以内キープはそう難しくない。ただ、5年ぶりのフライングでどれだけリズムを崩すかは、少し未知数なところもある。それでも、高いスタート力で5年間もフライングを切らなかったS勘があれば問題ないという見方もできるだろうか。いずれにしても、SG連続出場が途切れなかったことは不幸中の幸い。今後、どこまで記録を伸ばしていけるのかにも注目が集まる。