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山口支部所属の新人女子・清水愛海(しみずあみ)が、127期の養成所チャンピオンに輝いたことは先週お伝えした。第127期ではあるが、卒業レースが行われるようになったのは第36期からのことなので、清水は歴代で91人目のチャンプということになる。
ちなみに初めて行われた卒業レースで36期のチャンプとなったのは、08年に引退した高山秀則さん。多少キャリアのあるファンなら誰でも知っているだろう、通算優勝82回、うちGIが17回、SGが2回の強豪だった。
さて、当然のことながら養成所チャンプとなったことは、そのままレーサーとして大成することを意味しない。中には数えるほどしか勝つことができず、賞金も大して稼げずに引退に追い込まれた選手だっている。清水の場合は教官の評価も非常に高く、教官からは「大山千広より上かも」などの評価もあるようなので、期待は大きいが。
では、過去のチャンプはどんな成績を残してきたのか。
まずSGタイトル。SG優勝歴のあるチャンプは先述の高山さんのほかに、三角哲男、太田和美、勝野竜司、田村隆信、池田浩二、新田雄史、そしてここに今年のオールスターでSG覇者となった篠崎仁志が加わって、計8人。チャンプのほぼ1割がSGタイトルを手にしていることになるか。最も回数が多いのは池田浩二で9回、これに太田和美が7回で続く。
GIタイトルホルダーは22人。ほぼ4人にひとりがタイトルを手にしている。最も優勝回数が多いのは太田和美の19回、2位は先述の高山さん、14回の田村隆信、11回の池田浩二、8回の津田富士男さんと続く。最も登番の若いGIホルダーはもちろん篠崎仁志だ。
優勝を1度でも記録したことのある選手は69人。さすがに8割近くのチャンプが優勝を果たしている。ただ、逆に言えば2割が1度も優勝できずにいることになるが、これは最近のチャンプも含めてのことなので、優勝経験率は今後もっと上がるだろう。過去、5100人以上の選手の中で優勝ゼロという選手は1900人以上と、ほぼ4割は優勝なしということに比べれば、やはりチャンプの能力は高いことが分かる。
とはいえ、ここ最近の新人選手の成績はデビュー後しばらくは芳しくないことはご存知のところ。デビュー期に勝率2点台後半を残すのは難しく、過去10年でデビュー期に勝率3点以上を残したチャンプは118期板橋侑我と114期松尾拓のふたりだけ。まずは目指せ水神祭となるだろうが、127期の清水愛海はどんなレースを見せるだろうか。
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