富樫麗加、A1初昇格へひと踏ん張り!

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富樫麗加

26日に最終日を迎えた蒲郡オールレディースは、田口節子が今年2度目の優勝。女子賞金ランキングは、クイーンズクライマックス出場圏内の10位に浮上した。

ただ、ボーダー付近は数十万円差の中に4、5人がひしめくという例年にない僅差。27日に開幕した三国ヴィーナスシリーズの初日を終えただけで、13位だった遠藤エミが12位に浮上。今後も10月末までの1カ月間に、鳴門・津でオールレディース、徳山・常滑でヴィーナスシリーズが開催されるため、女子賞金ランキングは"節替わり"どころか、"日替わり"という状況だ。

賞金レースもさることながら、残り1ヶ月に迫った期別勝負駆けも気になるところ。今期(5月~)はA1級の中谷朋子堀之内紀代子が5点台に低迷するなど異変が見られるが、そんな中で好調をキープしているのが富樫麗加だ。

富樫の今期勝率は6.15。19年後期は自身最高勝率となる5.53を残したが、それを0.6以上も上回っている。優出・優勝はないが、女子戦8節全てで予選突破という安定感が光る。

安定感だけではなく、パンチ力がついたことも大きな要因だ。これまでの期別の最高1着数は、18年前期の15本だったが、今期は既に倍近くの26勝をマーク。おまけに6着数が6本と激減。これは平山智加(5本)、小野生奈(7本)らトップレーサーとも同等。これが劇的な勝率アップにつながっている。