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【磯部誠】
22日行われたびわこヤングダービーの優勝戦は2号艇の磯部誠が2コースから見事差し切って優勝した。これでびわこの優勝戦は今回を含めてインが3連敗となった。優勝戦でインが3連敗することもあまりないこと。
しかし、びわこの優勝戦はなぜかくイン逃げが決まらないのだ。今年行われた優勝戦は24戦で逃げは11回、率にして45.8%しかない。今年はこれでもまだ良い方で、昨年は36.4%しかなかった。それほどにびわこのインは難しい。
全場平均における優勝戦のイン勝率は67.5%。この数字と比べるとびわこの低さがよくわかるだろう。場別ではどうか。24場別優勝戦のイン勝率は以下の通り。
●24場別優勝戦のイン勝率
場 イン勝率
桐生 68.2%
戸田 57.1%
江戸川 57.1%
平和島 68.0%
多摩川 60.0%
浜名湖 74.1%
蒲郡 57.1%
常滑 82.8%
津 92.3%
三国 57.1%
びわこ 45.8%
住之江 70.8%
尼崎 73.9%
鳴門 61.5%
丸亀 65.4%
児島 78.3%
宮島 65.5%
徳山 76.9%
下関 85.2%
若松 56.0%
芦屋 57.7%
福岡 57.9%
唐津 64.0%
大村 76.9%
※2020/1/1~
最も高いのは津の92.3%で、最下位はもちろんびわこの45.8%だ。津はとにかく本命決着が多い。2、3着も波乱は少なく、1-2-3、1-2-4、1-3-2の決着がかなり多い。
インが強い大村や徳山はともに76.9%。低くはないものの、印象よりは無敵という感じはない。意外なところだと蒲郡の57.1%、三国の57.1%、芦屋の57.7%か。もっとインが強いイメージもあるが、優勝戦では外からの攻めが利くようだ。
ちなみに全場の優勝戦の1-2-3を今年買っていたら回収率は88.5%。100%を超えないまでもかなり良い数字だ。びわこ限定なら61.7%で買いではないが…。
何も考えずに出目だけで買ってプラスにすることはかなり困難ではある。ひとつだけあるとすれば向い風の時の1-2-3。回収率は105%、3メートル以下の向い風ならば126%もあるのだ。選手に聞くと、最も逃げやすい条件は緩い向い風という。波乱が起きにくい条件として覚えておきたい。
続きはスタンダードコース
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