下関の優勝戦は1-2より1-3か

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石野貴之

前節の下関で24場制覇を成し遂げた石野貴之。この優勝戦は1-3-4で決まったのだが、下関の優勝戦は1-3決着がやけに多い。

今年、27回行われた優勝戦で1-3決着は33.3%、1-2決着の25.9%よりも多い。昨年を見ても1-3が29.0%で1-2が22.6%だった。そして、その1-3の回収率は昨年が125.5%、今年が134.8%でとりわけ優秀なのだ。

なぜ優勝戦では1-3が多いのかだが、そもそも下関は2コースの差しが利きにくいところがあるためとも思われる。また、優勝戦は予選や準優よりも1着を取りにいく選手も多いだろう。ピンロク勝負をかけた場合に3コースは厳しい攻めをインや2コースに対して仕掛ける。そのために1-3という決着になりやすいのかもしれない。また、ナイターの優勝戦は下関に限らず1-3になりやすい傾向もある。それは差した場合にみずしぶきで見えなくなる「スラッシュアウト」にあいやすいから。