土性雅也、遅咲き?の96期生

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土性雅也

11日に行われた芦屋「日本MB選手会会長杯」で、デビュー16年目の96期・土性雅也が通算8度目の優出で、念願の初優勝を飾った。

3号艇だった土性、1号艇・奈須啓太、2号艇・赤坂俊輔、4号艇に石野貴之といった強力なライバルを破っての優勝だけに、喜びも格別だったことだろう。

96期といえば、篠崎元志平本真之新田雄史らSGウイナーを先頭に、奈須、下条雄太郎、矢野錬志、宮崎奨などA1級がズラリ。一大勢力を誇っている。96期の中で最速で優勝したのは篠崎。デビューして丸2年の2007年5月に若松で飾っている。

土性もデビュー当時は彼らと肩を並べていた。初勝利はデビューした2005年8月23日に約3ヶ月で達成。新田は6月4日、篠崎は8月11日とさほど差はなかった。だが周りが次々と優出、優勝を飾り、A級に昇格していく中、土性は伸び悩み、B1級に“停滞”。初優出はデビューから7年が経過した12年だった。