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【藤原啓史朗】
昨日(9月6日)まで常滑で開催されていたGⅡ「モーターボート大賞」は、3カドに引いた山口剛が攻めたところを守田俊介が展開を突いて優勝。レース後、本人は「運が良かった」と言っていたが、実際は貫録たっぷりのレースだったといえるだろう。
このレースでGⅡ初優出した吉田裕平と藤原啓史朗。1号艇の吉田にとっては先輩からの洗礼を浴びた苦い思い出となってしまったかもしれない。一方の藤原は2着。明暗が分かれた格好となった。
GⅡというグレードは、年間で10節ほど開催されるが、斡旋される選手はA1級とA2級が半々。A1級といってもSGクラスは少なく、準記念級が多め。そのため意外な伏兵が活躍することがある。
GⅡはGI同様に、優勝すればSGクラシックの出場当確(レディースチャレンジカップ、レディースオールスターを除く)、優出するとSGオーシャンカップのポイントが付与される。
今年のクラシックやオーシャンカップでSG初優出選手が複数出た背景には、GⅡで権利を得た選手が多かったことも見逃せないポイントだ。
一般戦の強豪や準記念級の選手がSG出場を狙う場合、かつてはクラシックやダービー、チャレンジカップなどが挙げられていた。しかしチャレンジカップは、34人に枠が狭まったため出場難易度が急上昇。グランプリシリーズがそれに替わり、またGⅡが増えたことによって、オーシャンカップもここに加わった。
9月11日に発売される本誌マクール10月号の「今、狙える選手に訊く」に登場する藤原は、今後の目標をこんな風に話している。
「SGで走りたいです。具体的にどれっていうのはないんですけど、もっとGIに呼んでもらえるようになって、オーシャンカップですかね、狙うなら」。
取材当時は記念での優出もなかったが、今回の優出2着はまさに値千金。優出ポイント9点にGI・GⅡの出場点が2点、合計11点を獲得した。現在決まっているGⅡ以上の斡旋は、9月10日からの宮島周年と9月29日からの児島周年。ここで最終日まで走りきれば出場ポイントが2点追加され、優出すればボーナス点ももらえる。
オーシャンカップの昨年のボーダーラインは20点だった。来年の4月までが選考期間なので、このペースで記念の斡旋が入ればクリアする可能性は高い。藤原の狙い通り、来年の夏、SG初出場を果たすか!?
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