目指せSG初出場、岡村慶太

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SGメモリアル開催中の下関ボートのお隣・徳山ボートで、最終日の26日、岡村慶太が3コースからまくって優勝。2、5月の芦屋に続き、今年3度目の優勝を飾った。「全部の足が良かったです」という岡村だが、驚くべきはスタート。全7走すべてでトップスタートと、エンジンの仕上がりもさることながら、レース内容の良さも光った。

これが通算20度目の優勝の岡村は、A1級に定着して6年目。安定感は年々増して、GⅠ優出も経験。着実に地力をつけている。

岡村が狙うのはSG初出場、照準は来年3月のクラシック出場権だ。層の厚い福岡支部では、A1級と言えどもGⅠの出場機会も限られ、一発勝負は難しい。今後のあっせんは津、芦屋、宮島と一般戦のみだ。

だがそれはかえって好材料。一般戦では常に主役級の走りを見せ、15、16、18年には年間4Vを達成。クラシックの出場目安となる5Vにあと一歩まで迫った。今年残り4か月で優勝回数を伸ばす可能性は十分。岡村本人もそれを強く意識する。