佐々木完太の成績が右肩上がり

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

佐々木完太

下関のフレッシュルーキーを務める120期の気鋭・佐々木完太の勢いが止まらない。下関のお盆レースに出走中の佐々木は、本日の2日目を終えて3走オール3連対。レジェンド今村豊や寺田祥といった地元ビッグネームを相手に、好ファイトを見せている。

勝率も右肩上がりだ。20年後期適用勝率で初の5点台となる5.40をマークすると、5月からの今期勝率は5.61でA級初昇格は目前。4月にデビュー初優出を果たしたばかりだが、これを含めて今年だけで3優出と著しい成長ぶりだ。

勝率アップの最大の要因は、3着数の増加だろう。理想に掲げる岡崎恭裕のまくり差しを手本に、外枠からの1着数も増加。加えて道中の粘り強い追い上げでの3着も増えた。20年後期成績では、3連対率が初めて50%を上回った。

もともとのポテンシャルも高い。やまと学校(現ボートレーサー養成所)時代からターン技術に定評があり、リーグ戦勝率はナンバーワンだった。卒業記念レースは惜しくも2着に終わったが、師匠の吉村正明も「ポテンシャルは高い」と評価するだけに、むしろ活躍が遅いくらいだ。

予選最終日の3日目は、1R2号艇で登場と、得点率アップのチャンス。(後半の11Rは一般戦)。積極果敢なレースで4度目の優出、そしてデビュー初優勝を目指す。