高塚清一がまた最年長勝利

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高塚清一

今日が初日の浜名湖お盆レースで高塚清一が初日1Rで1着となり、自身が持つ最年長勝利記録を更新した。高塚は73歳5か月と6日、現役の最高齢レーサーなので、当然のことながら今後も勝利を挙げるたびにこの記録を更新していくことになる。

高塚は7月2日の出走で73歳3か月と25日になり、それまで加藤峻二さんが持っていた現役最年長出走記録を塗り替えた。その後の7月12日に挙げた1着で最年長勝利記録も更新しているが、さらに28日にも1着を挙げているので、今回で3度目の更新となった。

73歳を超えた現役スポーツ選手というのは、それだけで驚異的な存在というほかないが、高塚の場合は目立った衰えが感じられないのがすごいところ。さすがに級別では14年後期以降、B1級が定位置になってはいるが、それでも勝率で4点台半ばを割ることはない。

20年後期適用勝率は4.55、審査期間中の勝利数は3勝に終わったが、5月以降では今回の浜名湖を含めて8節走って勝利を挙げられなかったのは1節だけ。すでに8勝をあげる活躍で、勝率も5点台に乗せた。

今回の決まり手は2コースからのまくり。ただ、ひとり抜け出て楽勝というレースではなく、追いすがる二橋学とのデッドヒートに2周1マークでケリをつけての勝利だった。勝負に対する執念も衰えはない。

ちなみに高塚の最後の優勝は13年1月。ただ、昨年2月には71歳11か月で優出を果たしており、これは加藤峻二さんの持つ最年長優出記録(72歳3か月)につぐ歴代2位の記録。今年の4月には準優出し、準優の最年長記録を更新している。今の調子でいけば、優出記録の更新も充分あり得るし、ひょっとして優勝の最年長記録だって、夢ではないのでは?