女子賞金トップに平山智加！

【平山智加】

平山智加の優勝で幕を閉じた多摩川レディースチャンピオン(LC)。女子の賞金戦線における最も大きな山場を越えた。ということで、女子の賞金状況をおさらいしておこう。

1位はもちろんLC優勝の平山。1100万円を加算して3247万円。唯一3千万円を突破し、6位からトップへ躍り出た。それ以外にもヴィーナスシリーズで4回の優勝があり、充実の一年だといえるだろう。

2位はLCで悔しい準優勝となった守屋美穂。2着賞金は420万円で、優勝戦前時点では3位だったが、2位に順位を上げた。昨年も2位をキープしていたが、レディースチャレンジカップで遠藤エミに抜かれて3位に。今年はこの位置を守り抜けるだろうか。

3位はLC優出5着の小野生奈。今年は地区選やレディースオールスターなど、ビッグレースでの優出が多く、賞金を大きく押し上げている。

4位は平高奈菜。LCまで女子の賞金戦線を引っ張ってきたが、手の負傷によって欠場が続いた。シリーズ最後に白星を取って、意地を見せた格好だが、節間を通して苦しんでいた。ただ今月末にメモリアルの繰り上がりが決まり、9月～10月にはGIが2節、さらにSGダービーの出場も決まっている。昨年のクイーンズクライマックスボーダーが2700万円台だったことを考えると、この4人は当確と言えるだろう。