売上好調な女子戦だが…
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芦屋で開催中のGⅢ「オールレディース マクール杯」。女子戦人気の高さから、売上額は初日から7.7億円、8.1億円、8億円と好調そのものだ。
だがそれに水を差すように、29日の3日目7Rで村上菜穂、笠野友紀恵、野田部宏子が3艇F。野田部は節間2本目のFで即日帰郷処分となった。
集団F(3艇以上)についてまとめてみると、今年(1月1日から7月29日まで)の発生件数は、今回が49件目。昨年の同時期が52件(年間では77件)、一昨年が43件(年間では76)だったことを考えると、例年並みといえる回数だ。
ただ、その内訳に異変が起こっている。女子戦(男女W優勝戦、一般戦での女子だけのレースを含む)の集団Fは、今回が今年7件目の事象。年間だと12件のペース。昨年の年間8件、一昨年の年間5件と比べると、女子戦での集団Fがかなり増えていると言っていいだろう。
2月の児島オールレディース、5月の津男女W戦では4艇Fも発生。返還額は99.7%、99.6%に及んだ。
6月の下関ヴィーナスシリーズでは、女子戦の歴代最高となる約71億円を売り上げると、7月の住之江ヴィーナスシリーズの売上額はそれをあっさりと上回る約80億円を記録と、天井知らずだ。
だがその陰でスタート事故が多発しているのも事実。舟券を買って応援してくれるファンのためにも、いま一度、冷静なスタートを心掛けてほしいところだ。