戸敷晃美、道中勝負で飛躍

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戸敷晃美

芦屋フレッシュルーキー2年目を迎えた戸敷晃美が覚醒中だ。27日に開幕した芦屋GⅢ「オールレディース マクール杯」の初日1R、5号艇・戸敷は、猛烈な追い上げを披露。2周2マークで先頭を走る竹井奈美を大逆転して白星発進。そして2着に終わったものの、後半7Rでも先頭の武藤綾子を最後まで追いかけ回した。

前節の住之江ヴィーナスシリーズでも節間4勝をマーク。現在勝率も自身初の5点超えと好調だ。

最近の戸敷に見られるのが、レーススタイルの変化。これまでのセールスポイントはスタート力。強気に攻めて1Mで決着をつけることがほとんどだった。

だが昨年にF3を犯し、180日のF休みを経験。休みが明けたのは今年3月で、それ以降「道中で勝負しようという気持ちになりました。そのための技術を身につけようと思って練習しました」。一撃へのこだわりをなくしたわけではないが、最近は差しやまくり差し、抜きでの勝ち星が増加。決まり手が多彩になった。