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6月30日から7月5日までの開催予定だった江戸川の634杯モーターボート大賞が、優勝戦メンバーが決まっていながら優勝戦は行われずに中止となったのはご存じだろう。江戸川は、その前節のオールレディースに次いで、2節続けての優勝戦中止となってしまった。
初日の30日は中止順延、1日は7R以降が中止、2日も12Rが中止、3日は全レース行われたものの4日は再び中止。5日は全レース行われてここまでの成績で翌日6日に準優が行われることになった。しかし、この日も中止となって結局、得点率制で7日に優勝戦が行われることになったものの、早々と中止が決定、幻の優勝戦となってしまった。
96年以降、東日本大震災の時を除いて、準優制の特別戦で準優が行われなかったのは初めてのこと、そして優勝戦が行われなかったことも初めてだ。また節間では合計41レースが行われたが、これは6日間の記念レースとしては最も少ないレース数だった。選手は長い間拘束されながら大して走ることができず、精神的にも疲れ果てたのではないか。
ここ数年、このような荒天による中止(順延)が増えていると感じる人は多いのではないだろうか。そこで、丸1日中止になったり、レースは行われたものの最終レースまでは行われなかった件数を集計してみると、今年は昨日までで43件、昨年は75件、平成30年7月豪雨のあった一昨年はとりわけ多くで105件、そしてその前年が54件だった。
96年以降の発生件数をグラフにしてみた。今年のデータはほぼ半年分のため、件数を倍にして表示している。
わずか二十数年のスパンなので長期的傾向を示すとはいえないものの、それでも全体的に右肩上がりの傾向は何となく感じられる。最近中止が多いというのは、イメージだけではなく事実なのだ。
96年以降の総件数は1466件。そのうちレースを行いながら途中から中止となったケースが215件。レース場別で最も中止が多かったのはもちろん江戸川で、なんと295件にも及ぶ。次いで多いのが桐生と若松で84件。反対に最も少ないのは唐津で27件、次いで多摩川が28件、住之江が31件となっている。
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