怒涛のGⅡ月間がスタート!

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明日(6月30日)から怒涛のGⅡ月間がスタートする。7月の記念戦の日程は以下の通り。

●6月30日~7月5日

江戸川 GⅡMB大賞

●7月7日~12日

三国 GⅡ全国BR甲子園

●7月14日~19日

尼崎 GⅡMB大賞

●7月21日~26日

鳴門 SGオーシャンカップ

●7月28日~8月2日

大村 GⅡMB誕生祭

●7月30日~8月4日

びわこ GⅠびわこ大賞

ここから1ヶ月は、月曜日は記念がなく、火曜日が初日で、日曜日が優勝戦という日程が続く。

このGⅡというグレードは大変興味深い。まず出場選手は、A1級とA2級が半分ずつ(甲子園やレディースオールスターはB1級以上)。常識的に考えて、格上のA1級が圧倒しそうなものだが、そうならないことが実に多い。

大村で毎年行われるモーターボート誕生祭は、2017年は青木玄太、18年は中越博紀が特別戦初優勝。両選手ともに当時A2級で、翌年のクラシックでSG初出場を果たしている。

昨年の浜名湖全国ボートレース甲子園では、優勝戦こそグランプリクラスの豪華メンバーが揃ったが、予選中はB1級やA2級などの伏兵が大いに健闘し、随所で好配当を提供した。配当やレース面でも決して穏当にはおさまらない。

なにより企画性がおもしろい。江戸川GⅡは日程の都合上、28日に終了したグランドチャンピオンやSGクラスが多く斡旋された甲子園に出場する選手は出場できない。その分、地元勢が多く選ばれ、さらには当地巧者と呼ばれる遠征勢が多数登場。普段江戸川をホームにしているファンであればあるほど、楽しみなレースかもしれない。

そして注目は尼崎のMB大賞。サブタイトルは「まくってちょ~うだい!!」。そう、昨年一般戦で開催し、話題を呼んだ「まくって勝った選手にボーナス2万円」が進呈されるあの企画レースがGⅡに昇格した。もちろん今回もまくって勝てばボーナスがあるが、なんといってもオールA級戦。どんなレースが展開されるだろうか。