津が黒く染まった日!?

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現在津で開催中の一般戦、その初日(6月24日)に驚きの記録が生まれた。1Rから12Rまでの3連単の結果は以下の通り。

5-1-4

2-1-4

2-5-1

2-5-3

2-1-3

2-1-3

2-5-4

2-1-3

2-4-1

1-5-3

2-5-1

2-3-1

結果一覧の左側(1着)が黒く染まった。最近では左側が真っ白になることは珍しくないが、真っ黒は非常に珍しい。2~9Rにおいて2号艇が8連勝し、この日一日では10勝。

記録が残っている96年以降では、2号艇8連勝は96年9月の戸田、11年10月の多摩川に続く最多タイ。2号艇が1日に10勝したことは、09年2月の若松以来2件目で最多タイの記録となった。

一日の番組を見てみると、2~4R、6~8Rは1号艇がB1級で、2号艇に実力上位のA級選手が並んでいた(2RはオールB級戦)。そのため、ある意味実力通りと言えなくもない。

さらにこの日は一日中、5~7mの強い追い風が吹いていたことも大きい。「追い風は差しが有利」というセオリーがあるように、この風が2号艇ラッシュを後押ししたのは間違いない。

さらに津の水面特性も影響しただろう。津は元々2コースが強い水面。全国平均の2コース1着率は14.6%に対し、津は16.1%。この数字は江戸川の18.8%、三国の17.4%、平和島の16.7%に次ぐ全国4位の成績。

これだけ2号艇が強くなる要素が揃っていれば、こういう珍事も起こりうるということなのだろうか。