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梅雨に入り雨の日も増えてきている。10日に当コラムで「雨の日のインは危険!?」を掲載したが、今回は雨と風の関係を調べてみた。というのも江戸川ユーチューブライブ配信で人気番組の「江戸川ナイスぅ~っ!」にて、パチスロライター・ういちが「緩い風で雨の時は荒れるって確か予想屋さんが言ってた」と興味深い発言をしていたからだ。
補足すると雨の日は空中線の旗が水を吸うので、弱い風では旗があまりなびかなくなる。この空中線の揺れ方を見て、スタートのタイミングを取る選手は多い。
スタート展示の感覚を元に、本番では空中線や吹き流しを見つつ「調整」しているはず。しかし、雨の場合、旗がゆれなくなると途端にスタートで「迷い」が生じてしまい、疑心暗鬼のままスタートをしなくてはならない。
これによってスリットの乱れや、スタート直前のアジャストを誘発し、結果的にレースが荒れるというわけだ。では実際に検証してみよう。
●条件別の配当傾向
条件① | 条件② | 条件③ | |
3桁配当 | 19.2% | 17.7% | 17.2% |
万舟決着 | 16.7% | 17.4% | 19.0% |
平均配当 | 7298円 | 7521円 | 8429円 |
イン勝率 | 55.9% | 53.4% | 52.8% |
※条件
①条件なし
②風速3m以上
③風速3m以上かつ雨
上記を見ると確かに「雨+風」で荒れやすくなると言えるかもしれない。平均配当は①条件なしの7298円に対して③風速3メートル以上かつ雨では8429円。平均配当にして1000円以上もの差がある。万舟決着も同様に16.7%から19.0%まで上昇するなど波乱度は確実に高くなるようだ。
また、微風の方が影響力が強いのではという論もある。風が強ければ空中線の旗はそこそこ揺れるからだ。風速別にデータを取ると2メートル未満はあまり影響がない。平均配当は7000円前半だった。しかし、3メートルになると一気に8668円まで跳ね上がる。4メートルでは9250円。5メートル以上になると再度7000円台まで下降して落ち着く。やはり風速にして3メートル前後が一番スタートに影響しやすく、荒れやすいのかもしれない。
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