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【高橋竜矢】
明日13日からは児島でウエスタンヤング、そして翌14日からは桐生でイースタンヤングが、それぞれ開催される。両大会の優勝者には、9月にびわこで行われる第7回ヤングダービーの出場権が与えられるのはご存知の通り。
両大会ともすでにヤングダービーへの出場権をほぼ確実にしている選手が出場選手の半数を占める。昨年から両大会の出場選考期間が、それまでの半年間から1年間へと変更され、ヤングダービー選考期間とほぼ重なっているから自然とそうなるわけだ。
とはいえヤングダービーの出場選考期間は6月いっぱいまで。昨日現在のボーダーは5.64なので、ボーダー以上に位置していても選考勝率5点台の選手は気が抜けないだろうし、また同じく5点台でもボーダー下にいる選手は是が非でも勝率を上げたいところだろう。もちろん、いずれの立場でも優勝して一発で権利を獲得するに越したことはない。
昨年、一昨年の両大会ではすでに権利を持っている選手が優勝した。特に昨年の両大会では優出した全員がすでに出場権を得た選手だった。出場圏外から優勝して権利を獲得したのは17年イースタンの片橋幸貴。この時が片橋の初優勝で、しかも本番のヤングダービーでも優出(妨害失格)したのは多くの方がご存知だろう。イースタンヤングではその前年にも平田健之佑が優勝して権利を獲得している。この2人以来の、優勝して大まくりで権利をつかむ選手が出てくるだろうか。
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