今や峰白時代?

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20年後期の級別審査の審査期間は4月30日まで、まさに大詰めを迎えている段階となった。昨日終了時点におけるA1級のボーダーは6.17で6.21だった前期を若干下回っており、またA2級のボーダーは5.40、こちらは前期の5.35を上回っている状況だ。もちろん残す数日間で、多少は変動してくるだろう。

 

現在、勝率トップに立っているのは8.65の峰竜太、2位の白井英治が8.58で僅差に迫っている。ふたりとも残すは地元のゴールデンウイーク開催のみだが、よほどの波乱がない限り峰が逃げ切る可能性は高いか。

 

もし峰が勝率1位となれば4期連続となる。これは82年前期から84年前期にかけて、彦坂郁雄が達成した記録に36年ぶりに並ぶ大記録。そもそも3期連続勝率1位でさえ達成はかなり困難な記録で、最近では90年代後半から00年代にかけて、植木通彦が2度記録したのみ。その後は何人かの選手が3期連続に挑んだものの、いずれも2期連続で途切れている。

 

前期の峰は、2位となった白井英治に勝率で0.36もの大差をつけて3期連続1位を達成しているが、今回も争う相手は白井。そして実は19年後期も峰と白井の争いだった。白井にとっては是が非でも上回りたいところだろうが…。年間の勝率争いでもこのふたりが首位を争っており、もし現在1位の峰が白井を振り切れば、峰の6年連続年間勝率1位という大記録も生まれることになる。

 

このふたりに続く3位には上平真二。現在の勝率は8.12でさすがにトップ争いとはいかないが、上平の名前がこの位置にランクされるのは初めてのこと。上平は99年前期にA1級に昇格してからは43期連続でこのクラスをキープし続ける非常に安定した選手だが、自己最高勝率は14年後期の7.78で、順位もこの時に記録した18位が最高。今期は優勝は1回のみながら優出は11回を数える。レーサーのユーチューバー草分けとしての“自覚"が覚醒を生んだか?

 

23日現在、勝率20位までの選手は以下の通りとなっている。

 

峰 竜太 佐賀 8.65

白井英治 山口 8.58

上平真二 広島 8.12

前本泰和 広島 8.08

毒島 誠 群馬 8.06

井口佳典 三重 7.80

上野真之介佐賀 7.78

深川真二 佐賀 7.77

桐生順平 埼玉 7.76

吉川元浩 兵庫 7.75

寺田 祥 山口 7.70

新田雄史 三重 7.70

松井 繁 大阪 7.64

西島義則 広島 7.61

永井彪也 東京 7.61

萩原秀人 福井 7.56

瓜生正義 福岡 7.53

篠崎元志 福岡 7.53

平高奈菜 香川 7.50

秋山直之 群馬 7.47