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2日目を終えた平和島のSGボートレースクラシック。17日、初日の無観客の状況をお伝えしたが、16日の前検日もかなり異様な雰囲気だった。
選手は9時30分頃から平和島にちらほら集まり始め、ピークは10時30分頃だった。いつものSGであればファンの入り待ちが行われるタイミングだが、さすがにその光景はなく、選手の多くはタクシーで競技部内に直接乗り入れてきた。
すぐに検温と手のアルコール消毒、そして先の記者会見で周知された不正防止強化のための金属探知ゲートも今節から配備され、念入りに手荷物検査が行われた。検査に時間がかかり、検査室の前には選手の行列ができていたほどだった。
正午より前検業務が始まり、諸注意、そして注目のエンジン・ボートの抽選が行われた。が、その抽選会場に入れるのはカメラマンのみ。これもウイルス対策の一環で、我々記者も毎日検温が行われたり、1選手に対して4名以上での囲み取材は禁止、カメラ撮影は望遠レンズを使用し、選手にあまり近づかないなど、これまでになかった取材への制限も多い。
13時、選手が装着場に現れ、抽選で引き当てたボートにモーターを装着する。そして水面に目をやると、選手は一様に「え~」とか「無理でしょ、こんなの」といった表情を浮かべる。というのは、この日は風速12m以上の暴風が吹き荒れ、白波が立つコンディションだったから。突風が吹いた時には、ピットに設置してある大きなベンチがなぎ倒された。
試運転の最中には桐生順平が転覆した。「ボートが垂直になりましたよ」と水面状況の過酷さを話していた。
これほどの強風だったので、スタート特訓は中止となり、航走(前検)タイムの計測のみ行われた。いうなれば、周回展示1周しただけなので、選手も機力を把握するのは無理。ほとんどの選手が「何もわからない」とコメントしていた。
レディースオールスターでは、JLC等で選手紹介が生中継されたが、このクラシックにおいては、前検日にインタビュールームで選手のコメントを収録。それを放映するという異例の流れ。クラシックの特設サイトで確認した人も多いだろう。
異例尽くしの今大会。2日目の18日は万舟が4本、フライングも発生するなど、レースも波乱含み。史上初のSG無観客開催、果たしてどんな結末となるのだろうか。
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