無観客開催、16日以降も継続に

競走会は、ボートレースの無観客開催を当面のあいだ継続することを発表した。当初、無観客開催の実施は3月15日までとされていた。しかし政府が大規模なスポーツや文化イベントの自粛を今後も10日程度に渡って継続することを求めたことを受け、無観客開催も継続することとなった。

今回の発表では、期限は明示されていない。また、コロナウイルス問題が今後短期間で終息することは考えにくいため、17日から平和島で開催されるSG第55回ボートレースクラシックは節間を通して無観客で行われる可能性が高い。また特別競走では、その後の大村モーターボート誕生祭や尼崎67周年にも影響するおそれがある。

無観客開催中、ファンはボートレース場や外向発売所には入場できず、また場外発売場は臨時休業となり、窓口での発売・払戻も中止。したがって、この期間に払戻期限を迎える舟券は払戻が受けられないが、この取り扱いについては、払戻再開と併せ、決定され次第、告知される予定という。

公営競技では、競輪とオートレースがボートと同様に期限を決めず当面の間は無観客開催とし、また地方競馬も新たな開催については無観客(当面の間としている場もある)。JRAは、今のところ次回開催についての対応を発表していない。