浜名湖超抜機続報&平和島13号機
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ボートレースにおいて、エンジンの素性は成績に多大な影響を及ぼす。それは長年、ボート界における不変の真理であったが、昨今はその重要度がさらに増しているようだ。
まずは17日に当欄でお伝えした浜名湖の23号機と47号機の続報。現在浜名湖ではルーキーシリーズが開催されているが、23号機は豊田健士郎、47号機は権藤俊光が手にした。ともにA級選手だけに、活躍が期待されるところ。
まず前操の中村守成で気配が一変してしまった23号機は、元の気配に戻っている。抽選で引き当てた豊田は、前節鳴門で優勝したように、近況好調。現在A2級ではあるが、前期はA1級だったように地力は高い。今回は展示タイムをはじめ、オリジナルタイムも好タイムを叩き出し、3戦2勝、2着1回の成績。
特に本日(24日)の12Rでは5コースからまくり差して、バックで逃げる近江翔吾を捕らえた足は強力そのもの。この足をキープすれば、2節連続優勝の可能性は決して低くない。
一方の47号機は中間整備以降、5優出5優勝と驚異的な成績を残している。前節、黒野元基を初優勝に導いたが、今回の権藤もその時と変わらず、抜群の気配だ。
前半5Rでは、権藤(2号艇)と豊田(4号艇)による直接対決が組まれた。結果は2コースから先にまくった権藤が1着で、豊田が2着。明日(25日)も7Rで再び直接対決する。今回もワンツーを決めるだろうか。
ところ変わって平和島では、本日(24日)一般戦の優勝戦が行われ、宮本裕之が実に約15年ぶりとなる優勝を果たした。それを後押ししたのが13号機。
このエンジンは当地のエース機ではあるが、なかなか抜けた成績にはならなかった。それは乗り手によるところもあるが、いずれも気配の良さを強調する選手が多かった。
展示タイムの平均順位は2.2位で、今節の宮本も多くのレースでトップ展示を計時した。スリット後、伸びていくため、ダッシュからの一撃がよく決まり、4~6コースで5戦4勝。そのうち3回で万舟券を提供した。
同地では3月にクラシックが開催される。この13号機を誰が引くか、いの一番に注目を集めそうだ。