松井繁23場目の優勝、全場制覇は!?

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松井繁

21日行われた徳山一般戦で松井繁が優勝した。年末のグランプリ出場を絶対命題としている松井だが、この2年は出場を逃す結果となり、艇界でも大きな話題となった。

そんな松井だが今年は年頭から飛ばしており、正月戦の優出3着を皮切りに、若松ダイヤモンドカップで優出2着、浜名湖周年で優出4着、近畿地区選で特別選抜A戦1着と着実に賞金を稼ぎ、早くも1500万円を突破。記念での優勝はないながらもランキングは6位につけている。

昨年、グランプリの選手紹介で「今年はむちゃくちゃ悔しかったので、来年は上の舞台に立てるよう、一生懸命頑張ります」と宣言。早速有言実行している印象だ。

ところで今回優勝した徳山は、松井にとっては意外にもこれまで優勝がなかったレース場。徳山は不思議と出走機会が少なく、記録が残っている97年以降においては、23年でわずか9節しか出走したことがない。2~3年空くのは当たり前、04年以前だと7年以上出走機会がなかった。優出したのも06年の53周年1度だけ。予選落ちすることも珍しくなく、基本、不得手がない松井にとって、当地水面だけは別だったのかもしれない。