25年間の変化

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現在発売中の本誌マクール2月号では、1995年から2019年までの25年間について、その年のボートレースを特徴づける出来事を中心に振り返っている。毎日、淡々と同じようなレースが続いているように見えるボートレースだが、年ごとに区切ると着実に変化してきたことが分かる。長年のファンであれば「そうだったよなあ~」と感慨深く感じた人も多いのではないだろうか。

その中では、予想に必須のデータの変遷も追っている。たとえば枠なり進入率をみると、全艇の枠番とコースが一致する率は、96年ではわずかに3.48%しかなかった(江戸川および進入固定除く)。それが19年にはなんと71.92%にまで上昇している。スタート展示導入では02年の15.97%から03年は25.42%へ、また待機行動規則の変更があった09年は37.11%から10年の47.84%へと大きくアップ。以降も一貫して枠なり率は高くなり続けている。枠なりではなかったと言っても、すべてがインを争ってガリガリしていたわけではないが、それにしても今は見慣れた光景が25年前には100レースで3、4回しか見られなかったとは…。