大村優勝戦は外を買え?

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19日に行われた大村優勝戦は1号艇の黒井達矢がインから押し切って人気に応えた。イン最強の大村としては当たり前の結果だが、最近の配当傾向を見るとインからの勝負がかなり厳しくなってきている。今年、ここまで4回の優勝戦が行われ、インは4戦3勝。しかし、その回収率は47%しかない。

あまりにもインに人気が集中しているためにこのような状況を引き起こしている。期間を少し伸ばして、最近1年の集計みると驚くことが分かる。

●大村優勝戦のコース別回収率

コース 回収率

1 82.5%

2 3.7%

3 58.3%

4 102.9%

5 137.4%

6 188.9%

※全38戦

インの回収率は82.5%。控除率25%を引いた75%を基準にすれば悪い数字ではないが、全場平均の87.3%を下回っていることからも大村優勝戦のイン戦は、儲け重視の場合はかなり難易度が高くなっている。びっくりするのは4コースから外。いずれも回収率が100%を超えている点。

集計期間をさらに1年ずらすと、この4~6コースの回収率はすべて30%を切っていた。1年でまるで変貌していることに驚く。

また、集計を一般戦のみにするとさらに数字ははっきりする。

●大村一般戦限定の優勝戦コース別回収率

コース 回収率

1 59.2%

2 4.5%

3 71.5%

4 126.2%

5 168.6%

6 233.0%

※全31戦

一般戦限定の優勝戦では回収率は59.2%しかない。インは当てやすい反面、儲けにくいという状況が進んでいる。4~6コースの1着率は合計して16.3%。6レースに1回という頻度で、決して多くはないが、回収率から言えばかなりおいしい。根気よく4コースから外を狙い続けるという作戦もなくはない。